YukiTask Commands

Hiroshi Yuki / 結城浩

YukiTask Commands

YukiTaskのコマンド一覧です。

目次

hereコマンド

現在のディレクトリをプロジェクトとして登録するコマンド。

たとえば、現在のディレクトリをfooという名前のプロジェクトとして登録するには、

$ here foo    # 現在のディレクトリをfooという名前のプロジェクトとして登録

と入力する。

すると、新たにfooというコマンドが作成される。

これ以降fooというコマンドを入力すると、 fooプロジェクトのディレクトリに移動し、TODOが表示される。


eコマンド

現在のプロジェクトの「編集」を行うコマンド。

たとえば、現在執筆中の章のLaTeXファイルの編集を行う。

実際に何が行われるかは、プロジェクトのmakefileに依存する。


mコマンド

現在のプロジェクトのmakefileを編集するコマンド。


Tコマンド

現在のプロジェクトのTODOを編集するコマンド。


TTコマンド

グローバルプロジェクトのTODOを編集するコマンド。


mkコマンド

現在のプロジェクトの「作成・実行」を行うコマンド。

具体的には、touch_taskを行ってからmakeを行う。

実際に何が行われるかは、プロジェクトのmakefileに依存する。


mainコマンド

現在のプロジェクトのメインとなるファイルの「編集」を行うコマンド。

具体的には、make mainを行う。

実際に何が行われるかは、プロジェクトのmakefileに依存する。

たとえば、各章をまとめたLaTeXファイルの編集を行う。


bkコマンド

現在のプロジェクトの「バックアップ」を行うコマンド。

具体的には、make bkを行う。

実際に何が行われるかは、プロジェクトのmakefileに依存する。

たとえば、プロジェクトのディレクトリをzipしてDropboxに保存するなど。


showコマンド

現在のプロジェクトの「表示」を行うコマンド。

具体的には、make showを行う。

実際に何が行われるかは、プロジェクトのmakefileに依存する。

たとえば、メインとなるPDFを表示するなど。


show_todoコマンド(自動実行)

現在のプロジェクトのTODOを表示するコマンド。

プロジェクト開始時に自動的に実行される。


touch_taskコマンド(自動実行)

現在のプロジェクトでmkを行ったことをログファイルに記録するコマンド。

mkコマンドで自動的に実行される。


update_graphコマンド(自動実行)

ログファイルを元にグラフを作成するコマンド。

touch_taskコマンドで自動的に実行される。


zip_to_backupコマンド

ファイルをバックアップする。

指定したディレクトリ以下を指定したプレフィクスと日時文字列を着けてzipする。

バックアップ先のディレクトリはconfig.rbBACKUP_DESTDIRで指定する。

makefileのbkで使うと便利。


Files

  • command_aliases - コマンド群のaliasが定義されているファイル
  • here_aliases - (自動更新)hereコマンドでプロジェクトを登録するファイル
  • config.rb - YukiTaskの共通設定
  • log.json - (自動更新)touch_taskコマンドで実行履歴を保存するファイル
  • graph.html - (自動更新)log.jsonをグラフとして可視化したファイル。update_graphコマンドで更新される。
  • graph-recent.html - (自動更新)graph.htmlを最近10日間だけに制限したファイル。update_graphコマンドで更新される。
  • makefile.default - hereコマンドで作成するmakefileのテンプレートファイル
  • makefile.latex - LaTeXの作業を行うmakefileの例
  • TODO - グローバルプロジェクトのTODOファイル。TTコマンドで編集する。

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